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発酵トピックス

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味噌の効用

雑学

味噌には様々な効果があるといわれています。たくさん取れば体に良いというものではありませんが、味噌は私達の食生活の中では切っても切り離せないものです。毎日の食事の中に少しずつ取り入れることで、様々な効能が得られるといわれています。

ぜひ、味噌に秘められた効用を知っていただき手作り味噌づくりにチャレンジしてください!!

老化防止効果

味噌に含まれるビタミンEやダイゼイン、サポニン、褐色色素などには、体内の酸化を防止する作用があります。老化は体内の過酸化物質が増えると促進されます。そのため、細胞を若く保つためには、この物質をためないことが大切なのです。


がん予防効果

味噌汁を食べる頻度が高い人ほど胃がんによる死亡率が低いということが、1981年、当時の国立ガンセンター研究所の平山雄博士が日本ガン学会に報告して話題になりました。大豆に含まれるイソフラボンは乳がん予防にコリンは脂肪肝を予防し肝臓ガンになりにくくします。また、大豆の食物繊維は大腸ガンなども予防する働きがあると言われています。


コレステロールの抑制効果

味噌の主原料である大豆に含まれているたんぱく質、植物繊維、レシチン、サポニンは体内のコレステロールを低下させ、血管の弾力性を保持し、動脈硬化を予防します。その結果、脳梗塞や心筋梗塞、血栓症などを予防する効果があります。


脳の活性効果

味噌の熟成中にたんぱく質から分解して作られるアミノ酸の一種のチロシンは脳内活性効果があるといわれています。そのため、脳の代謝促進にも役立つと考えられます。


脳卒中の予防効果

大豆のたんぱく質が血管を若く保たせる効果があるといわれています。脳卒中の原因の大半は動脈の硬化 サポニンは動脈を若々しく保ちカルシウムは血液が凝固するのを防ぎます。カリウムと繊維は余分なナトリウムがたまるのを防ぎ血圧上昇を抑えその結果動脈硬化を押さえ脳卒中を予防すると言われています。


美肌効果

シミ・そばかすの原因都なるメラニンの合成を抑えると言われている遊離リノ-ル酸が含まれています。


整腸作用

大豆由来の繊維や味噌に含まれる微生物が働き腸内の腐敗菌や有害物質を体外へ排出させると言われています。


消化促進効果

味噌に含まれるタンパク質は30%が分解されアミノ酸になっているため、消化吸収がよい状態になっています。さらに、活性度の高い消化酵素が含まれるため、一緒に食べた食品の消化吸収もよくなると言われています。


◎疲労回復効果

味噌中のB12は造血作用や神経の疲労回復を増進するといわれています。

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