漬けるドットコム

つけもの奮闘記

つけもの奮闘記
2023.02.13

米こうじ粉末入り全粒粉食パン

あっつー

お久しぶりです。


遅ればせながら、年が明けてから一回目の更新ということで、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕は今年に入ってからというもの、自炊がまったくできておらず、コンビニ弁当やスーパーの出来合い惣菜などで済ましてしまっています。  


一人暮らしなので、そのほうが楽だし美味しいのですが、やはり栄養やお金の面で色々と気になりますので、この更新を機に自炊も頑張って取り組んでいきます!(多分…)


そして、今年から「ぬか漬け日記」が「つけもの奮闘記」へとリニューアルされました。

会社の方からは、日々の業務について取り上げても良いとのお言葉もいただきましたので、

早速ですが最近僕が取り組んでいる業務について取り上げたいと思います。


米こうじ粉末入り全粒粉食パン


いきなりまったく漬物と関係のない話題で恐縮ですが、僕は現在、米こうじ粉末を全粒粉食パンに添加した際の変化を検証しております。

当社には「アスペルパウダー」という米こうじを粉末化した製品があるのですが、このアスペルパウダーは製パン用改良素材として、現在様々な用途に使用されています。(パン容積の向上、食感改良、発酵香の付与など…)


このアスペルパウダーのさらなる可能性を探るため、近年の健康志向により注目を集めている低糖質パンの改良にも繋がるか、検証をしております。


皆様は「全粒粉」というものをご存じでしょうか。

一般的な小麦粉は小麦の胚乳だけを挽いて粉にしていますが、全粒粉は胚乳に加え、小麦の表皮や胚芽までも粉にしています。そのため、普通の小麦粉よりも栄養が豊富で、且つ糖質・カロリーも低めなので、低糖質のパンとしてコンビニやスーパー等で色々な商品が販売されています。

しかしこの全粒粉のパン、味が独特でかつ時間が経つと硬くなりやすいため、この課題をアスペルパウダー添加により解決できないか、といった検証を今年に入ってから行っています。


実際にホームベーカリーで全粒粉食パンを試作してみました。





















まだちゃんとした検証はできていませんが、アスペルパウダーを入れたパンでは入れなかったパンに比べて、弾力、風味の面が大分改善されている印象を持ちました。


また、今回人生で初めてホームベーカリーで食パンをつくってみましたが、材料を中に投下して数時間待つだけなので、意外と簡単でした。

(自分用のパンもこれから会社で焼きまくろうか考えています( ̄▽ ̄)。)


今後もどんどん検証を重ねていくことで、アスペルパウダーの新たな可能性を探っていきたいと思います!!


では!


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