発酵のお話 TIPS

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ぬか漬は体にも美味しい

雑学

●ビタミンB類がとれる

「ぬか」にはビタミンB類がたくさん含まれているので、「ぬか漬け」にすると「ぬか」の栄養素も野菜に染み込みます。
特にビタミンB1は、豚肉やきな粉に多く含まれていますが、他の食品にはあまり多く含まれません。キュウリを「ぬか漬け」にすると、ビタミンB1は漬ける前の約5倍に増加します。
ビタミンB類が足りなくなると、食欲不振になったり、スタミナ不足で疲労しやすくなったり、いらいらしたりします。頭や体を使いすぎた時にはぬか漬けを食べて元気を取り戻しましょう!

●酵素の力で消化促進

「ぬか床」には酵素も多く含まれています。
その酵素たちは「ぬか漬け」にもたくさん吸収されています。それらは、体の消化を助ける働きもします。ぬか漬けを食べて食欲モリモリ!おかずには最適ですね。

●乳酸菌で美人になれる!?

「ぬか床」は、野菜などについていた乳酸菌や酵母が入って増殖し、発酵することによって風味を醸し出します。このように熟成された床で漬かった「ぬか漬け」を食べることは、乳酸菌飲料を飲むことと同じような効果があります。乳酸菌は腸の中で、悪玉菌を攻撃したり、ビタミンをつくり出したりします。おなかの調子も良くなり、お肌もきれいになりますよ。やったね!

●食物繊維でお腹もキレイ

野菜には食物繊維が含まれています。ぬか漬けにすると水分が少なくなるため、生野菜を食べるよりもたくさんの量の食物繊維を摂ることができます。食物繊維を摂ることで便秘が治ったり、善玉腸内細菌が増えたりもします。おなかの中からキレイになれますね。他にも食物繊維には、脂肪の分解やコレステロールの過剰を抑える働きもあると言われています。ぬか漬けを食べて、キレイに健康になりましょう。